五福消防団の車庫が完成しました

 皆様こんにちは。五福消防団分団長早川です。
 とうとう念願の車庫が完成し、本年令和3年7月引き渡しが完了しました。
今回は消防小屋の建て替えについて書きたいと思います。
 建設当時の情報が見つからず、不明な点が多いのですが、消防小屋の並びは当時国有地で、小屋
自体は太平洋戦争以前に、地元有志による出資で建てられたそうです。建物の様式から見ても江
戸、明治時代に多く見られる、平入り切り妻屋根の一般的な「町屋」の形で、もしかすると明治
時代まで遡るかもしれません。一階の入り口両側にレンガの塀があり、その上に2階が乗ってい
る形状は今では考えられませんが、西唐人町の西村邸の様に防火壁として施工されたのではない
かと考えると、当初から消防団(当時は警防団)の詰所として建造されたものであると理解出来
ます。
 その様な歴史的な建造物ではあったのですが、建築年数が70年を過ぎ、老朽化が著しく、そ
の上熊本地震で被災し、庇の瓦が一部落ちるなどいよいよ危険な状況となってしまいました。
 五福の子供達の通学路という事もあり、松田自治協議会長、平野自治連合会会長、伊勢田五福
消防団顧問の働きかけにより、熊本市が動く事となりました。
 所有者不明など様々な問題を抱えてはおりましたが、消防署の職員他多くの方々のご尽力を賜
り、令和元年11月に熊本市による土地購入の諸手続きが完了し、令和2年2月に解体。地質調
査、考古学調査などを経て同年8月に建設開始。令和3年6月に完成し本年令和3年7月6日に
無事に引き渡しとなりました。
 今回関わった多くの方々に感謝しながら、以前の消防小屋が、有志により建てられられた当時
に想いを馳せ、今も昔も、心ある方々に支えられながらこの五福消防団があるのだと実感しまし
た。その流れの中に私達が今存在し、これからもその流れを絶やさないためにも、支えてくださ
る皆様の思いに精一杯応えて行かねばと気持ちを新たにした次第です。
 最後までご拝読ありがとうございます。
                       第37分団(五福)消防団分団長 早川祐三